Quick start guide を参照して、このとおり進めていきます。
NOOBS_v1_9_2 2016-05-27-raspbian-jessie はこちら
作業環境は Mac OS X 10.8 です。(2014.09.18 現在、Mac OS X 10.9.4)
SD カードは、KING MAX の 4GB Class6 を使います。(2014.09.18 現在、東芝 8GB Class10)
このバージョンから、インストール開始時に OS を選べるようになりました。
また、起動時にシフトキーを押したままにしておくとインストール開始時と同じ画面になり、まっさらの状態に戻すことができるようになりました。
その画面で /boot/config.txt の内容を修正することができます。これは便利かも。
(2013/06/28 に、このページを日本語版にあわせて内容を更新しました。)
- SD カードの準備
- Download the SD Association's Formatting Tool from
ここからSDメモリのフォーマッタをダウンロードします。 - フォーマッタをインストールして実行
- SD メモリをパソコンに挿入
- 「オプション」 で、
論理アドレス調整 の「する」を選択する。 - 「クイックフォーマット」ではなく、「上書きフォーマット」を選択します。
たまにフォーマットしていない SD メモリがあるので、最初だけ上書きにして、二度目以降はクイックフォーマットでよいと思います。
ほかで使っていた SD メモリを再利用するときは上書きフォーマットの方が無難です。 - カードの名前が空白のままは気持ちが悪いので、「NOOBS」としました
- 最後に「Format」ボタンをクリック
14:54 から始まって、15:03 で終了と、時間がかかるので、その間に書き込む NOOBS のディスクイメージをダウンロードしておくといいかも。
- Download the SD Association's Formatting Tool from
- 書き込み
- New Out Of Box Software をダウンロード
ここから「NOOBS LITE」をダウンロード。(2014/09/18 現在、実際にダウンロードされるのは「NOOBS_lite_v1_3_10.zip」) - 解凍する
解凍する前に、空のフォルダを作り、その中に先ほどの「NOOBS_v1_2_1.zip」をコピーしておきます。
「Double tap on the file」
パソコンよりスマホが主流になってくるとこうなっちゃうんでしょうね。ダブルクリックじゃなくてダブルタップです。 - 解凍したファイルを先ほどフォーマットした SD メモリへコピー
「NOOBS_v1_2_1.zip」を解凍すると、同じ場所にぞろぞろと解凍されたファイルが出来上がります。空のフォルダを作って、その中で解凍することをお勧めします。たくさんファイルがあるところで解凍すると、どれが新しくできたファイルかわからなくなります。
できたファイルたちを SD メモリへコピーします。
もちろん「NOOBS_v1_2_1.zip」はコピーしません。
(最近の NOOBS1.2.1は、ちゃんとフォルダをつくってその中に解凍してくれます) - SDカードを取り出して Raspberry Pi に取り付ける
- New Out Of Box Software をダウンロード
- Raspberry Pi にディスプレイケーブルや、マウス、キーボード、それにLANケーブルを接続して、電源投入!
- TimeZoneの設定はどこに? ssh の設定は? これは後から行います。(2014.09.18 追記:日本語配列のキーボードをお使いの方は、Keyboard を jp にしましょう。)
- 「Raspbian」が選ばれていることを確認して、左上のボタン「Install OS」をクリック。日本語では「イメージの復元」。ここの言語の選択は、この画面で使われるだけです。オンラインヘルプ、なんていうメニューが増えている。
- ここで本当のインストールが始まっている? SD カードに書き込んでいます。これも時間がかかります。
- で、再起動すると今までと同じ raspi-config が立ち上がります。
- raspi-config の画面になります。(このページの下の方を参照してください)ここも操作がかわったので、改めて説明。
- Expand Filesystem はやらなくてもよくなりました。
- Enable Boot to Desktop で起動時はすぐに startx 状態にします。
- Internationalisation で locale は en_us.UTF-8 にしちゃう。日本語にしたい方は、ja_JP.UTF-8 ですね。Timezone は Asia の Tokyo。キーボードは、普通の日本語のキーボードであれば、Generic 105-key (Intl) PC、Other の Japanese、さらに Japanese、後は、default とかなんとかそのまま次へ。
- Advanced Options では ssh を enable。それに Overscan を Disable にしました。これをしないと、画面の周りに黒い隙間ができてしまいます。Update は最初にやるべきか?
- Finish で自動的に reboot しなくなったので、$ sudo reboot。
$ sudo raspi-config で config の続きをすることができます。
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2013.10.05 追記:
「NOOBS Lite (network install only)」v1.3 をダウンロードしてインストールしてみました。
network でダウンロードしながらインストールするので、インストーラ本体は小さくてすぐにダウンロード終了。SD に書き込んでインストールを開始すると、ここで本体をダウンロードするので時間がかかります。でも SD メモリに書き込むのとダウンロードするのと同じくらい時間がかかるので、その時間がかかる処理を同時に行うことになって、全体的には結局早いかも。
インストールするときの OS を選ぶ画面で言語を日本語にしてしまうと、その locale になってしまいます。いつからこうなったか知りませんが、以前はインストーラの言語設定はその場限りで、インストールが終了して初めて出てくる設定画面(raspi-config)でロケールなどをもう一度設定していました。
最初のインストールするときに日本語にしてしまうと再起動したときの設定画面(raspi-config)で文字化けが発生します。ここは日本語にしないで en_gb のままか en_us にしておくのが無難のようです。
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2013.12.13 追記:
NOOBS をインストールしている最中の画面の下の方に、ロケールとキーボードの切り替えメニューが小さく表示されています。
キーボードを jp にすると、インストール後の raspi-config の画面が日本語配列のキーボードとして使えるようです。
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2014.01.22 追記:
NOOBS 1.3.4 をインストールしてみました。
OS を選ぶ画面の下の方に、ロケールとキーボードを選ぶメニューが表示されています。
ロケールというか、表示は Language ですね。ここをデフォルトの English (UK) にしておいても、en_us になってました。Keyboard はこの設定のままの jp になりました。
インストール後、Raspbian のデスクトップには Mathematica があります。太っ腹です。まだ使ってません。
raspi-config で、Finish で自動的に reboot するときもあります。メニューの選び方の問題?
気がつけば、Mac OS も 10.9.1 になってました。
SD メモリは、最近、東芝の白い 8G とか、黒い 16G とか使ってます。アマゾンで売ってるやつです。
Raspbian だけしか使わないのであれば、NOOBS ではなくRaw Image で Raspbian をインストールすると SD メモリをより広く使えるのですが、OS のインストールし直し、などを考えると NOOBS のほうが便利です。
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2014.09.17 追記:NOOBS 1.3.10 の raspi-config
raspi-config の Advanced Options に SPI と I2C などが追加されました。
ここで「使う」にすると、その後どうなるのか不明です。調査します。
ちょっと調べました。
/etc/modprobe.d/raspi-blacklist.conf で、spi あるいは i2c を使おうとすると、それに対応したところをコメントアウトしなければなりません。
raspi-config で使うように設定すると、この部分がコメントアウトになりました。
spi と i2c を使うように設定したときにはこのようになります。
# blacklist spi and i2c by default (many users don't need them) #blacklist spi-bcm2708 #blacklist i2c-bcm2708 blacklist snd-soc-pcm512x blacklist snd-soc-wm8804
i2c を使うとき、/etc/modules に次の2行を追加しますが、それは raspi-config では追加されていませんでした。しなくてもよい? ここのところは、もうちょっと調査します。
i2c-dev i2c-bcm2708
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2014.09.18 追記。NOOBS 1.3.10 の SPI/I2C の続き。
ところで現在は、MacOS X 10.9.4 で、Raspberry Pi には 8G Class 10 の黒い TOSHIBA SDHC を使っています。raspi-config の i2c/spi 以外のほかの設定では、timezone を ASIA/TOKYO にするのと、Overscan を Off にしています。locale はデフォのまま en_us です。
/etc/modules は「snd-bcm2835」だけが記入されています。それだけでは「sudo i2cdetect -y 1」コマンドが動作しません。
そこで、/etc/modules に「i2c-dev」と「i2c-bcm2708」の2行を追加して再起動してみます。
「sudo i2cdetect -y 1」コマンドが動作しました。
raspi-config で i2c と spi を使うようにしても /etc/modules に i2c の追加が必要なようです。