2013年4月30日火曜日

Raspberry Pi に Apache インストール

前回に引き続き、Raspberry Pi。
まず、起動したときに自動的にデスクトップが表示されるようにする。これはターミナルから「$ sudo raspi-config」でそのように設定する。
ついでに、sshも有効にしておく。

  1. まずapt-getのパッケージを更新(update が終わったら、たまに upgrade もします)
    $ sudo apt-get update
  2. Apacheインストール
    $ sudo apt-get install apache2
    
  3. Apache再起動のときは
    $ sudo /etc/init.d/apache2 restart
  4. プロセスが立ち上がっているか確認(「/usr/sbin/apache2 -k start」があればOK)
    $ ps ax | grep apache
    
次に、固定IPにしておく。
  1. /etc/network/interfacesを変更する(192.168.0.202にした例)
    <変更前>
    iface eth0 inet dhcp
    
    <変更後>
    # iface eth0 inet dhcp
    iface eth0 inet static
    address 192.168.0.202
    netmask 255.255.255.0
    gateway 192.168.0.1
    
  2. 反映する
    $ sudo /etc/init.d/networking reload
    
  3. 反映するとIPアドレスが変わるので、「$ ifconfig」などで確認できる
ブラウザで先ほど設定したIPアドレスを見に行くと「It works!」と表示される。

2013年4月29日月曜日

Raspberry Pi をはじめる

Raspberry Pi が届いたので、早速動かしてみる。
最終的には Raspberry Pi で複数チャネルのPWM制御によるLEDの明るさ制御を行う予定。
apacheも動かして、Python-Pyramidのウェブアプリものせる。

届いた Raspberry Pi 。普通郵便で、郵便受けに入っていた。


  1. Raspberry Pi の「Quick start guide」にそって作業を進める。
  2. Downloads から「Soft-float Debian “wheezy”」をダウンロードする。
  3. Macなので「Copying an image to the SD card in Mac OS X (command line)」を参照して、SDメモリに書き込む。micro sd hc 16GBを使用。Androidスマホを購入したときにもらったもの。ここがいちばんたいへん。
    1. hashキーの確認:$ shasum ~/Downloads/2013-02-09-wheezy-raspbian.zip
    2. めんどうなので、Downloadsディレクトリに移動しておく:$ cd ~/Downloads
    3. 解凍:$ unzip ~/Downloads/2013-02-09-wheezy-raspbian.zip
    4. できあがったファイル「2013-02-09-wheezy-raspbian.img」は~/Downloadsにある。
    5. SDメモリのディレクトリ名を調べる:
      1. ディスク(パーティション?)を表示する:$ df -h
      2. SDメモリを接続する。
      3. もう一度ディスクを表示する:$ df -h
      4. ひとつ増えているはずなので、それを調べる。
      5. /dev/disk4s1」みたいな名称をメモしておく。以下、「/dev/disk4s1」として話を進める。
    6. アンマウントする:$ sudo diskutil unmount /dev/disk4s1
    7. 書き込むときには「/dev/disk4s1」を「/dev/rdisk4」として表記する。
    8. 書き込む:$ sudo dd bs=1m if=~/Downloads/2013-02-09-wheezy-raspbian.img of=/dev/rdisk4
    9. dd: /dev/rdisk4: Permission denied」と言われてしまう。sudo なのに。SDメモリのロックがかけられていたので、スイッチをずらしてロックを解除してもう一度。
    10. かなり時間がかかる。250秒ほどかかってしまった。
    11. ejectする:$ sudo diskutil eject /dev/rdisk4
    12. Raspberry Pi に取り付ける。
  4. 接続
    1. SDメモリは基板の裏に取り付ける。
    2. HDMIケーブルの接続。HDMIディスプレイがないので、テレビに接続してみる。
    3. USBマウスと、キーボードを接続。キーボードの文字配列は一般的なUS ASCII type。
    4. ネットワークケーブルを接続。
    5. そして、電源に接続。micro USBケーブルが必要。Android携帯などで使われているタイプ。このケーブルがないとスマホの充電ができないので、もう1本買わないと。
      電源は携帯充電用のUSB出力の700mA電源アダプタを使用。
  5. config
    1. LocaleやTime zone、キーボードレイアウトなどを設定する。HHKBはあるけど、これでいいのか?という感じ。デフォルトはGB or UKになっている。イギリス製だ。製造は中国だけど。発送元はドイツだった。
    2. updateというのもやってみる。なにやら通信している。終わったのかよくわからない。ふと見ると、終わっていた。
    3. <Finish>を選択すると、ターミナルの画面になる。リブートするんじゃないの?
    4. ターミナルから「$ sudo reboot」でリブートする。
  6. 動いた!
    1. デスクトップはこんな感じだ。
    2. Pythonは2系と3系の両方が入っている。プログラミングのお勉強はPythonが中心?
    3. キーボードレイアウトは、正しくUS ASCIIになっている。
  7. 電源を切るのは「$ sudo shutdown -h now」なのだが、電源を入れるのは、電源の再投入?
  8. 電源投入で、ログインが必要になっている。自動ログインにできないと、組み込み系は厳しい。あ、それとstartxも入力不要にしたい。ここに書いてあった。「RPi Debian Auto Login」 ここも参考になりそう。「Raspberry Piを「AirPlay化」して音楽をストリーミングする方法」 そうか「Raspi-config」でも設定できるのか。「$ sudo raspi-config
  9. あ、sshでログインできるようにしておくと、楽かも。もう一度「$ sudo raspi-config」ですね。
というわけで、次回に続く。

2013/06/04 更新:
2013-05-25-wheezy-raspbian.zip になってました。
http://www.raspberrypi.org/downloads

NOOBS についてはこちら。
Raspberry Pi を始める (NOOBSで)